9月5日(木)、3年生は「ふるさと学習」に出かけました。総合的な学習の時間で行っている「見つけよう 伝えよう 青谷のたから~ふるさと発見・再発見〜」の一環として青谷町の「たから」をめぐりました。
「ふるさと」「思いやり」「礼儀」「感謝」のそれぞれのねらいを達成しようと、見学のしおりに、筆記用具、大事なお弁当をもって出発です。
第一の見学先は「あおや和紙工房」です。
長谷川さんをはじめ、手すき和紙保存会の方々にお世話になり、紙すき体験を行いました。
和紙の原料の楮(こうぞ)の収穫、幹の繊維を取り出す作業、紙すき、乾燥などの工程を体験しました。
和紙の染色もさせていただき、楽しく活動しました。
すいた和紙でランプシェードを作成する予定です。
二番目の見学先は「願正寺」です。
「因幡の源左さん」のお話を住職さんから伺いました。
「ようこそ ようこそ」のお言葉を残された方です。
子どもたちは真剣に聞き入っていました。
三番目の見学先は「青谷かみじち史跡公園」です。
3年生には少し早い学習でしたが、弥生時代の人々の暮らしを学びました。
歴史に興味をもってくれたらうれしいです。
四番目の行き先は、「子守神社」と「建山神社」です。
青谷郷土館の森館長さんと一緒にお話を聞きながら、とても興味深いお話を聞きました。
子守神社に伝わる片目の竜の伝説や、大銀杏のお話、建山神社の171段の石段や、じゅうぼう山と大山の背比べのお話を聞きました。
移動中の道ばたに育っている植物のお話もしていただきました。
最後は、「あおや郷土館」の見学です。
青谷の海女さんのお話や、鳴り砂海岸のお話を聞きました。
とても充実した一日で、小学校に着いたときは、少し疲れ気味でしたが、全員が元気に帰ってきました。
この学びを総合的な学習の時間や学校生活で生かしてほしいと思っています。