11月26日(火)に、青谷因州和紙の生産者の方々にお世話になり、6年生は、卒業証書漉きを行いました。
3年生のときのふるさと学習で和紙を漉いたことのある子どもたち。
前回と同じサイズとはいえ、今回は卒業証書!ということで、少々緊張した面持ちで臨みました。
青谷小学校の卒業証書には校章の「透かし」が入っているため、通常の和紙漉きよりも難しいとのこと。
みんなゆっくりていねいに、作業を進めていきました。
また、卒業式まであと70日を切ったということもあり、卒業や進学に思いを馳せながら、証書を漉きました。
【児童の感想です】
★見かけによらず、重いのかな…。
やっぱり、軽いのかな…。
こうぞのせんいがとけた水をすくってみると…重っ!
水なのに、なんでこんなに重いの?
見てた時も全然水がぬけてなかったし、やっぱりせんいであんまり流れないのかな?
苦労したものを卒業のときにもらえるなんていいな。すっごくいいな。 (T児)
★水を吸い終わってローラーで伸ばし、次は鉄板だ。
ここで事件は起こる。
Kさんが「あっ!」と言った。
その様子を見て私は「お願いだから、破れていませんように。」と願っていた。
しかし、願いは叶わず、少しだけビリッと破れていた。
一発で成功させようと思っていたのに。簡単じゃないよな。
そして、2回目。「今度はもう失敗しませんように。」そう願った。
2回目はビリッと言わなかったら成功だった。
自分の卒業証書を自分ですけるって、いい経験ができてよかった。
自分の名前が入った証書を早く見たいな。
(N児)
★ぼくは、絶対にきれいな証書をつくるぞ!と思っていた。
しかし、いざやってみると、とても難しい。
証書を鉄板からはがす作業が始まった。
ここからが苦難の連続だった。
1回目、力を入れ過ぎて青小の校章が取れてしまった。
そして2回目。
やっぱり校章がついてしまう。
3回目も「もうやめて~。」と思いながらはがして見ると、証書が引っ付いていた。
そして、4回目。
今度こそはと思い、めくったらスムーズにはがれ、やっと成功した。
大変だったけど、いい卒業証書ができた。 (S児)